2026年9月8日火曜日
【新宗教解説】霊友会からなぜ巨大教団分派(立正佼成会、佛所護念会)が続出したのか?
2026年9月5日土曜日
【新宗教解説】黒住教(くろずみきょう)
2026年8月26日水曜日
【新宗教解説シリーズ】佛所護念会教団──法華経・日蓮宗系なのに伊勢神宮・靖国参拝もする在家仏教教団
- 成立:1950年(昭和25年)10月30日
- 創立者:関口嘉一(初代会長)・関口トミノ(二代会長)夫妻
- 本部所在地:東京都港区白金台2-1-1
- 信徒数:923,811人(2023年度末、文化庁『宗教年鑑』)
- 系統:日蓮系・法華経系の新宗教
- 経典:法華三部経(無量義経・妙法蓮華経・観普賢菩薩行法経(かんふげんぼさつぎょうほうきょう))
- 特徴:寄付・賽銭を一切受け取らず、月会費のみで運営する独自方針
- 関口嘉一 15歳で上京。(14歳で上京、15歳で北海道に渡り、病気で新潟に戻るとも)
- 1923年 関口自転車店を開業。
- 1924年頃 妻・トミノと結婚。
- 結婚からまもなく、長女を授かるが夭逝。
- 1933年 かつての長女の死や長男病弱もあって、妻トミノの信仰の導きにより、霊友会に入信。
- 1935年 霊友会第6支部長になったが、霊友会の共同募金横領・脱税事件を契機に離脱
- 1950年 独立して新教団である佛所護念会教団を設立。
- 法華経見宝塔品(ほけきょうけんほうとうほん)に示される平等大慧(びょうどうだいえ)、教菩薩法(きょうぼさつほう)、佛所護念の精神を中心に、法華経による在家先祖供養を実践。行い、布教活動を展開。毎年伊勢神宮に参拝を行う。
- 法華経見宝塔品(ほけきょうけんほうとうほん):『法華経』の中の「見宝塔品」という章で、仏の教えの尊さと平等性を象徴する場面が描かれます。宝塔(ほうとう)は真理の象徴。
- 平等大慧(びょうどうだいえ):すべての人が仏性(ぶっしょう)を持ち、差別なく悟りに至る智慧(ちえ)を持つという考え。仏教の根本的な平等観を表す。
- 教菩薩法(きょうぼさつほう):菩薩(ぼさつ)が他者を導くために行う教えの実践。自分だけでなく他人の救いを目指す慈悲の行動。
- 佛所護念(ぶっしょごねん):仏が衆生(しゅじょう)を常に守り、念(おも)っているという教え。信仰者が仏の加護を受けているという安心感を意味する。
- 在家先祖供養(ざいけせんぞくよう):出家せず家庭にいる信者(在家)が、法華経の教えに基づいて先祖を供養すること。家庭の中で仏教を実践する形。
- 1953年 本部講堂完成
- 1963年より神宮の式年遷宮の奉賛をすすめる。明治神宮、靖国神社への参拝も行う。
- 建国記念の日奉祝を打ち出し、靖国神社国家護持を主張している。
- 2015年11月、さいたまスーパーアリーナで創立65周年式典を挙行。
- 法華経の実践を最重視する。日常生活で法華経を読み、先祖供養を行うことを基本とする。
- 伊勢神宮や身延山久遠寺、明治神宮への参拝行事を行う。
- 創立以来、会員からの寄付・賽銭を一切受け取らず、月々の会費のみで運営する方針を貫いている(公式サイトで明言)。
- 自宅での先祖供養(読経)
- 本部・教会での修養会への参加
- 会報『佛所護念』の発行(毎月)
- 国内14教会・海外1教会(台湾教会)を展開
- 参議院の全国区・比例区選挙で、大竹平八郎、鳩山威一郎、藤井裕久、尾辻秀久、有村治子、衛藤晟一、山谷えり子ら複数候補を支援してきた記録がある。
- 日本会議との関係について、AERA編集部の取材に対し教団は「皇室仰慕(ぎょうぼ)の諸活動や英霊の慰霊顕彰など、教団の考えに合う取り組みについて、その趣旨に賛同する会員に協力を呼び掛けている」と回答している。
2026年8月16日日曜日
天理教・金光教・大本 近代日本の神道系新宗教三教団比較
2026年8月12日水曜日
【新宗教解説シリーズ】教派神道(十三派)──幕末・明治期の民衆宗教の誕生と国家統制の歴史
ーーーレジュメーーー
教派神道十三派の中でも、天理教・金光教・黒住教は現在でも比較的規模が大きく、広く知られている教団である。
特徴
・教祖の宗教的・霊的体験(神がかり、神託、病気平癒など)を教団成立の契機とする。
・伝統的な神社神道には見られない独自の教義・教典・倫理的実践を備える。
・信仰共同体としての組織を持ち、布教活動を積極的に行う。
教派神道十三派の内訳
神道大教(しんとうたいきょう)
神理教(しんりきょう)
出雲大社教(いずもおおやしろきょう)
神道修成派(しんとうしゅうせいは)
神道大成教(しんとうたいせいきょう)
実行教(じっこうきょう)
扶桑教(ふそうきょう)
御嶽教(おんたけきょう)
神習教(しんしゅうきょう)
禊教(みそぎきょう)
黒住教(くろずみきょう)
金光教(こんこうきょう)
天理教(てんりきょう)
2026年7月10日金曜日
【新宗教解説】天地正教——旧・統一教会に乗っ取られたと報道される教団
レジュメ
【新宗教解説】天地正教——旧・統一教会に乗っ取られたと報道される教団2026年5月9日土曜日
【新宗教・新興宗教解説】顕正会(冨士大石寺顕正会)—日蓮正宗から破門、創価学会とも対立、過去には勧誘目的の誘拐で事件も
2026年4月27日月曜日
【新宗教・新興宗教解説】韓国キリスト教系メディア「クリスチャントゥデイ」——統一協会との関係? 創設者 張在亨が自身を再臨のキリストと主張? 名誉毀損で告訴も
【新宗教・新興宗教解説】韓国キリスト教系メディア「クリスチャントゥデイ」——統一協会との関係? 代表 張在亨が自身を再臨のキリストと主張? 名誉毀損で告訴も
1.クリスチャントゥデイ日本版の経緯
- 2004年:日本版創刊(紙媒体)
- 間もなく休刊
- その後:Web媒体としてニュース配信
- 2009年頃:紙媒体として復刊
2.創設者 張在亨(チャン・ジェヒャン)に関する指摘
- 世界基督教統一神霊協会(いわゆる統一協会)との関係があったとする説
- 自身を特別な宗教的存在(再臨のキリスト)と教えたとする証言
- 関連団体での無償労働などの問題指摘
- 一方、本人や関係側はこれらを否定または異なる説明をしている場合がある。
3.日本の教会側の反応
- 日本基督教団
- 当時の議長:山北宣久
- 2008年6月13日付で
- 創刊祝辞を撤回
- 今後関係を持たないと表明
4.韓国の教会側の反応
- 大韓イエス教長老会統合
- 2013年総会
- 「異端または異端擁護言論」とする報告採択
- 大韓イエス教長老会合同
- 張在亨に「異端要素あり」とし交流禁止
-
韓国教会の「異端認定」は教団ごとの神学的判断であり、
法的・社会的に統一された基準ではない。
総合評価
① 事実(比較的確定)
- メディアの創刊・休刊・復刊の経緯
- 日本・韓国教会の公式対応
② 教会による評価
- 統一協会との関係、「異端」「異端擁護」とする日本基督教団判断
③ 論争・疑惑
- 張在亨氏の経歴・教義・組織運営に関する批判
2026年4月20日月曜日
【新宗教・新興宗教解説】【速報】「かむながらのみち」教主 北川慈敬氏逝去—ゆずの北川悠仁氏の母、高島彩氏の義母
教団の歴史については、以下をご参照ください。
【新宗教・新興宗教解説】「かむながらのみち」ー教祖は高島彩氏の姑、ゆずの北川悠仁氏の実母、北川慈敬氏
【新宗教・新興宗教】なぜエホバの証人、旧・統一教会、モルモン教は、正統的キリスト教会から異端とされているのか
2026年4月6日月曜日
【新宗教・新興宗教解説動画】2022年頃から数年間、突如として話題となった「ほんみち」関連情報のまとめ
1. 2022年3月18日 泉南市男子中学生自殺事件
2022年(令和4年)3月18日、大阪府泉南市内の中学校に在学していた当時中学1年生の男子生徒が、自宅近くで自殺した。男子生徒は小学校時代からいじめを受けており、学校や教育委員会にも相談していたほか、自殺する半年前には大阪弁護士会のLINE相談窓口にも相談していたという。また、自殺の背景には、担任からの暴力的指導もあったという。その後、遺族が市の第三者機関の「市子どもの権利条例委員会」を通じていじめの有無などについて検証を求めているにもかかわらず、市側が4ヶ月間にわたり事実上放置していた。
2. 2022年〜2024年 SNS中心に風評の高まり
- 大阪・泉南市の高校進学率が低いことが話題となる。
- 進学レベルの他、各家庭の経済レベルについても。
- X(旧Twitter)で「ほんみち」が急速に話題となる。
- 泉南市の中学生の高校進学率が低い理由として、ほんみち信徒が親の家庭の存在が、SNSの投稿で拡散される。
- ほんみち信徒家庭の進学や生活環境に関する体験談や噂がSNSで投稿される。
3. 2023年〜2025年 風評の過渡期
- 子どもの高校進学率が低い:高校進学は必要ないとする教団からの勧めがあるとか、強制ではないとする証言など
- 大人は半月以上を教団関連の奉仕に費やすという証言
- 避妊具をつけずに自然に任せた妊娠・出産の重視。
- 恋愛結婚が制限されるという声:教団で相手を指定されるとか、強制ではないとする証言など
- 某小学校の児童の3分の一は信徒の子供。
- 生活困窮や自治体の対応不足を指摘する投稿も拡散。
- 中学卒業後、奈良の十津川の教団施設で3年間入所。
ほんみち 花瀬山修道場
当地はほんみち修道場と称し 青年信徒の心身の修養と鍛錬の場としております。天地の理及び生々としてこれを教理の根本とする。ほんみちは、ここに修の聖域として 清浄なる山谷の保全にも力を注いでおります。以上の趣旨を了解の上、この地より奥への立ち入りを御遠慮願います。(詳細は滝川のほんみちへ)宗教法人 ほんみち
4. 2025年前半から後半 風評の終末期
- 天理教からの分派としての歴史を整理
- SNSでの「進学率問題」「労働問題」などの噂を検証
- 実際の生活上の問題点と、ネット上の偏見を分けて説明
2026年3月31日火曜日
【目次】新宗教・新興宗教解説動画
【新宗教・新興宗教解説】ほんぶしんー「ほんみち」の教祖・大西愛次郎の次女・大西玉が創設した分派系教団
【新宗教・新興宗教解説】ほんぶしんー「ほんみち」の教祖・大西愛次郎の次女・大西玉が創設した分派系教団
1. 基本データ
創始者 大西玉 おおにしたま 1916-69年教団内での呼称 みろく、天啓者・みろく
本部 岡山市神崎町
後継者 武田宗真(たけだそうしん)
呼称:甘露台 昭和44年〜
現在 近藤道哉(文化庁登録情報)
創立年 1961年 天理みろく会 ほんみち内に設置
大西玉を天啓者・みろく、とする。
法人化 昭和41年 宗教法人法による法人化
信徒数 90万人(1997年)
名称変遷
1961年 天理みろく会
1962年 ほんぶしん
2. 大西玉と「ほんぶしん」の足跡年表
1916年(大正5年)11月19日、創始者となる大西玉、誕生ほんみちの創始者の大西愛治郎とトヲの次女。
* 元々は天理教徒であった大西愛次郎。天理教の創始者中山みきの言葉「ことしから三十年たちたなら なはたまひめ もとのやしきへ」(『泥海古記』)にちなみ、大正5年に生まれた愛娘に中山みきの魂が宿ると信じて、名を「玉」とした。
* 教団内では「玉姫様」と呼ばれる。教団の発展に寄与。
1947年 大西玉、ほんみち信徒宅(京都)にて教義研究に専念
ほんみちの教義の不滅性を説いた「天啓御教書」執筆。
1958年 大西愛次郎、逝去。
大西玉、天啓者みろくとの自己意識を持つ。
1961年 ほんみち内にて、「天理みろく会」を発足。
大西玉を天理教の教祖中山みきの生まれ変わりとし、
彼女を天啓者・みろくとする「天理みろく会」発足。
大西玉、『宇宙本体論』を発表。
1962年 ほんみち執行部と教義論争が生じ、「ほんみち」から独立
教団名を「ほんぶしん」に改称。
* 当初、ほんみち本部近くの大阪府高石市羽衣の信徒宅に拠点。後、大西玉の健康上の理由により、塩尻市に移転。
1969年、現在の本部がある岡山市神崎町に移る。
信徒の多くが関西在住のため。
1969年、大西玉、心筋梗塞により逝去
同年、天啓者・甘露台とされた武田宗真が後継者に。
本部近くに神山御苑が建立される。一般参拝可能。
1978年 聖地神山開山。人間の生命・誕生の根源である甘露台設置
* 公式HPより「かつて教祖中山みき様は『将来建立される石造りの甘露台は、完全な露天にあり。まわりには参拝所のごとき建物は一切ない。四面見通しの中に立つのである』」
1982年 神山御苑に隣接して、墓苑の神山清浄苑が建設される
1994年 再生殿(於神山清浄苑)ー人間再生の祈りの場、建立
* 長野県塩尻市には、「甘露の里 長野」が建設されている。
* ハワイには、「元点祈りの場」建立。世界の祈り場所のシンボル
3. 教義と実践
* 天理教とほんみち、ほんぶしんの位置付け天理教を道理上の大元。ほんみちは、本家出現までの仮屋。
天理教の教祖中山みきは、ほんぶしんにとっての教祖でもある
* ほんぶしんに祀られている神
月日御両神様(つきひごりょうじんさま)
天地創造時の陰陽二種の力、不滅にして完全な二つの力
* 平和マーク 神山の甘露台の場を象徴したデザイン。「外側の丸い円は、月日御両神様の御心とお働き(火・水・風=十全の御守護)を表しています。」(公式HP)
* 聞行(もんぎょう):聞いて行う、実践的態度を重視
* 善導:自分と人を正しく神の教えに導く
* 勇魂の言霊(ゆうこんのことだま):勇気のある魂が発する霊的に力ある言葉。人を神の教えへと向かわせる奮起の言葉。
* 聞き添え:個々人が抱える悩みについての諭し
* ひのきしん 労働奉仕 ーー天理教と共通
2026年3月19日木曜日
【新宗教・新興宗教解説】霊友会——立正佼成会・佛所護念会教団などの母体となった教団
2026年2月10日火曜日
【新宗教解説動画】「真如苑」における「接心」の料金(冥加料)の一覧
「真如苑」における「接心」の料金(冥加料)の一覧
*数値は、週刊ダイヤモンド2018年10月13日号に拠る。 *真如苑の教団成立、教祖、現苑主などについては、概要欄に関連動画のアドレスあり
1. 接心とは
接心とは、語義的には「心と心を接する」ことを意味し、教団指導者または教団教師が信徒と直接対面し、霊的・信仰的な助言や導きを与える宗教的面談行為を指す。 真如苑においては、教団によって霊能者として認定された指導的立場の人物が導き手となり、接心を執り行う。 真如苑接心には複数種類あり、信徒の内面状態や生活上の悩みなどを聞き取る過程を含む種の場合、相互的相談やカウンセリングに類似した形式を部分的に取る場合もある。しかし実際には、信徒側が語る量は限定的であり、指導的人物から示される霊的判断(霊視)や言葉を一方向的に受け取る形態が主流である。したがって接心は、対話的実践というよりも、宗教的権威に基づく指示・告知の場として機能していると理解される。 *宗教学的参考:お告げなど、「非対称的コミュニケーション構造」
2. 接心の種類・内容・時間・冥加料一覧
| 接心の種類 | 内容 | 冥加料 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| 向上接心 | 基本修行となる接心 | 1,000円以上 | 2〜3分 |
| 向上相談接心 | 自らの修行に対する相談 | 2,000円以上 | 3〜5分 |
| 相談接心 | 日常生活での悩み事などの相談 | 3,000円以上 | 15〜20分 |
| 特別相談接心 | 相談接心よりも複雑な案件の相談 | 6,000円以上 | 20〜30分 |
| 鑑定接心 | 病気・結婚・仕事・土地などについて霊能力を使って行う | 8,000円以上 | 30〜40分 |
- 冥加(みょうが):神仏・仏法・超越的存在から受ける加護・功徳
- 冥加料(みょうがりょう):その冥加に対する感謝として捧げる金銭 (料金・報酬ではなく、宗教的献納という位置づけ)
2025年6月25日水曜日
【新宗教・新興宗教解説】大本(大本教、おおもと/おほもと) ーPL、世界救世教の岡田茂吉、崇教真光、生長の家などに影響を与えた教団
1 基本データ
- 後に出口家の養女となり、夫を婿に迎える。
- 夫の散財により生活苦を経験。
- 金光教の布教師により癒されたことを契機に金光教に入信。しかし、次いで長女が精神異常に。
- 「三千世界一度に開く梅の花、艮(うしとら)の金神の世になりたぞよ」と叫び、世直しを決意。病の治癒を通して活動を展開。
- 大本教の教義の根幹となる筆先を執筆。
- 1899年 金明会(きんめいかい)を設立。
- 大本教の原モデル誕生。
- 稲荷講社で霊学などの行法を習得した後の出口王仁三郎(おにさぶろう)と、京都・綾部で出会う。
- 非公認ゆえに弾圧されていた大本教を守る。
- 出口王仁三郎と名を改める。
- 出口なおの神がかりと予言の御筆先、そして出口王仁三郎の霊学の合体神学
- 指導者に王仁三郎、教主に五女すみが就任。教義を組織化する力のあった出口王仁三郎とすみによって、鎮魂帰神法が提唱された。
- 「立替え立直しの時期切迫」の宣伝により、終末運動が社会問題化。社会批判が高まる。
- 立替え、立直し=既存の世の中を根底から壊し、再創造させようという運動
- 台湾政府より布教禁止措置。
- 脱退、分派の動きも高まる。
- 一時は毎日、読売を凌ぐ発行部数。
- 不敬罪、新聞紙法違反の容疑で、大本本部が家宅捜査される。
- 立替え、鎮魂帰神中心の位置付けを変更。日本主義的傾向から、人類主義的方向へ転換。
- 教団名称から「皇道」を除き「大本」に変更。
- 統管:出口王仁三郎、副統管:内田良平
- 不敬罪による弾圧を受け、解散させられた。綾部と亀岡の施設がダイナマイトで爆破された。全組織解体、全幹部拘束。出版物発禁。昭和神聖会を含め8団体が起訴。
- 教団は愛善苑として再発足。
- 世界的平和主義に取り組む。
2025年6月16日月曜日
【新宗教・新興宗教解説】真如苑苑主、伊藤真聰氏について
ーーーレジュメーーー
【新宗教・新興宗教解説】真如苑苑主、伊藤真聰氏について
現・真如苑苑主 伊藤真聰 (いとうしんそう)2025年6月現在
1942年 伊藤真乗・友司(ともじ)の三女として誕生
旧名:伊藤真砂子
1954年 真如霊能を継承
真如霊能:伊藤真乗氏の易学と、友司の家系の霊能力
これらを融合させた能力
1965年 大正大学文学部卒業
大正大学:天台宗、真言宗、浄土宗、時宗
真如苑事務局に入局
1966年 得度受戒(=教団内教師資格、僧侶資格取得)
1971年 真如苑青年会長に就任
1983年 真如法燈を継承(法灯:次世代への引き継ぎ)
三女真砂子と四女志づ子へ
伊藤真砂子氏、伊藤真聰へと改名
1989年 教主・伊藤真乗逝去
教主の遺志に従い、真如苑苑主、並びに、
総本山・燈檠山真澄寺(とうけいざん・しんちょうじ)
「継主(けいしゅ)」として教団を継承。
真燈寺 開基:伊藤真乗、1938年
本尊:久遠常住釈迦牟尼如来
(くおんしょうちゅう・しゃかむににょらい)
1992年 真言宗醍醐派 総本山醍醐寺より、大僧正の位階を授与
1997年 京都の醍醐寺の金堂にて、開山以来、最初の女性導師として法要を修める
2008年 ニューヨークのグランドゼロ近くの教会にて法要
2012年 ケニアにて、複数の部族の若者と法要を計画、実施
2014年、ペルーにて、アンデス宗教の代表者、カトリックの代表者とともに、平和に向けた祈りを捧げる済摂護摩を実施
済摂護摩(さいしょうごま):伊藤真聰氏による発案
済度(さいど):人々の救済と、悟りへの導き
摂受(しょうじゅ):教えと救済を受ける者へと導くこと
2014年、ニューヨークのリンカーンセンターで灯籠流しを主催
2025年6月4日水曜日
【新宗教・新興宗教解説】オウム真理教 ー麻原彰晃
大学講義用動画
「宗教学」 2021年度秋学期 第14回
<再生リスト>「新宗教・新興宗教」
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_EWMPQGAoVSRBehjZKZPUKG7Ea9AhKd0
ーーーレジュメーーー
オウム真理教
麻原彰晃(本名:松本智津夫、1955-2018(63歳)、配偶者:松本知子)を教祖として発足した新興宗教団体(新宗教)。
麻原彰晃
1955年、熊本県八代に生まれる。視覚障害のため、小学1年より熊本県立盲学校に転校し、20歳まで過ごす。エリートを志し、熊本大学医学部や東京大学を受験したが失敗。
卒業後、1978年に千葉県船橋市にて鍼灸院と薬局を開業。この頃より、東洋医学に関する学習を進めると共に、ヨガの修行を開始する。宗教教団GLA(1969年開祖、高橋信次)の高橋信次の著作を愛読する。1980年、阿含宗(1978年、開祖:桐山靖雄)に入信し、3年間修行を積む。同年、保険料不正請求発覚。1982年、薬事法違反で逮捕される。
1983年、東洋医学とヨガを組み合わせた能力開発の塾を渋谷に開業。「麻原彰晃」と名乗り始める。1984年、同塾を、ヒンドゥ教で創造や破壊を意味する「オウム」を採り入れた「オウムの会」と改称し、ヨガ道場に変更する。
1985年、空中浮遊の成功を主張したことがメディアで取り上げられる。1985年にオカルト雑誌『トワイライトゾーン』に掲載された文章によれば、2006年に核戦争が起こり、日本に死の灰が降ると予言されている。「神仙の民」と呼ばれる者だけが生き残り、超能力者たちの王国「シャンバラ」が築かれるという。
1986年、麻原彰晃、最初の著作『超能力「秘密の開発法」—すべてがおもいのままになる!』を公刊。1987年、三冊目の著作『イニシエーション』が公刊され、師(グル)である麻原彰晃への徹底的な帰依の必要性が説かれるようになる。
1987年、「オウム真理教」へ名称変更され、全財産を教団にお布施しての出家制度が開始される。同年、日本をシャンバラ化する「シャンバラ化計画」発表、主要都市に支部、道場を開設が目標とされた。
1988年、静岡県富士宮市に「富士山総本部道場」が開設される。
1988年9月、「極限の集中修行」において信徒の一人が死亡したが公表せずに遺体を処分。1989年2月、脱会を申し出た信徒を殺害する事件が起こる(発覚まで非公表)。
出家制度や激しい修行が話題となり、社会との摩擦も表面化する。1989年11月、オウム真理教の社会問題に関わる坂本弁護士一家が殺害され、遺体が山中に埋められる。
1989年8月、日本の支配を目指して「真理党」が結成され、衆議院選挙に麻原含む25名が立候補、全員落選。このことを契機として、麻原は国家陰謀論を繰り返し主張し始める。
1990年3月、ボツリヌス菌と風船爆弾を開発開始。その他の化学兵器の研究も行う。1993年、マシンガンの密造に着手。亀戸の道場で炭疽菌を培養。異臭騒ぎが起こる。1993年4月、サリンの開発に着手、8月に生成実験成功。山梨県上九一色村の第7サティアンにプラントを建築する計画が立てられる。1994年、省庁制導入、憲法「真理国基本律」考案。
1995年元旦、サリンの残留物が検出されたことが報じられ、計画を一時中止。1995年3月20日、警察の強制捜査 及び、公証役場の仮谷清志事務長拉致事件の捜査を攪乱するため、霞ヶ関の地下鉄を中心に各所でサリンを散布、「地下鉄サリン事件」が起こる。死者11人、重軽傷者約5500人。
3月22日、警察による強制捜査、麻原氏の身柄拘束。同年5月16日、逮捕。
1995年12月、宗教法人解散命令。1997年1月、破壊活動防止法適用。
2018年7月6日、松本智津夫含む7人の死刑囚に死刑執行
【新宗教・新興宗教解説】辯天宗(弁天宗) ー宗祖大森智辯、智弁学園の母体
ーーーレジュメーーー
【新宗教・新興宗教解説】辯天宗 ー智弁学園の母体
1 基本データ
所在地:大阪府茨木市
総本山:如意寺(奈良県五條市)
創始者(宗祖):大森智辯(おおもりちべん) 智辯尊女
旧名:大森清子、昭和42年逝去
後継者:大森智祥(おおもりちしょう)
昭和62年逝去、「第一世管長」
信徒数:63800人程度 (1990年代後半は30万人)
宗教法人:昭和32年、宗教法人法による法人化
本尊:大辯才天女尊(だいべんざいてんにょそん、辯才天)
*但し、インドや日本における弁財天とは本体して同じとしつつも、一般の弁財天とは区別して辯才天としている。
2 大森智辯と教団の歩み
1909年 奈良県吉野郡吉野村飯貝にて、
吉井家の長女として誕生。名は清子。
13歳の時、紡績女工となる。
1929年 高野山真言宗の僧だった大森智祥と結婚
奈良県五條市、高野山真言宗十輪寺(じゅうりんじ) 住職
2児の母となるが、原因不明の病に悩む。
民間宗教者の指示で辯財天像を発掘
寺内に祀ったところ、→病気が快癒
1934年 寺の庭で草むしり中に気絶し、大辯才天女尊より天啓を受ける。
「身代わりとなって、現世にあって、人の苦しみ、悩みを救うがよい」
1934年 霊的な予言により悩みを解決していく。
人々から「辯天さま」「神代さん」などと呼ばれる。
1939年 大阪の太融寺(たいゆうじ、高野山真言宗)
にて修行
1948年 十輪寺内に辯天講の本部を設ける。
1952年、辯天宗を立教。
本尊を大辯才天女尊、自らを宗祖智辯尊女とする。
1955年 茨木桔梗殿落慶祭典、御本尊分霊遷座式執行
1962年 辯天宗東京本部、東京都墨田区向島に設置
1963年 五條本部を「大和本部」、茨木本部を「大阪本部」と改称
1964年 大阪本部(冥應寺)本殿落慶大祭典
1965年 智辯学園高等学校(現 智辯学園中学校・高等学校)開校
1967年 2月15日 宗祖智辯、御遷神(逝去、享年57歳)
1987年 大森智祥第一世管長、遷化(逝去)
1988年 大森慈祥(長男)副管長、第二世管長に就任
2018年 大森慈祥(じしょう)第二世管長、逝去
長男の光祥宗務総長が第3世管長に推戴、
光祥氏長男の寛祥・新統を宗務総長に任命
2025年5月21日水曜日
「私が思う、五つの新宗教・新興宗教のメリット・デメリット」ーPL教団、天理教、サイエントロジー、創価学会、真如苑
<関連動画>
【新宗教・新興宗教】「PL教団」(パーフェクトリバティー教団)・PL学園
https://youtu.be/uZRwr8M2Lwk
【新宗教・新興宗教】サイエントロジー(教会) ーその歴史と教義 トム・クルーズは熱心な信徒
【新宗教・新興宗教解説】「天理教」ーその歴史と教祖中山みき氏の足跡
【新宗教・新興宗教解説】【天理教】天理市探訪ー教団名を冠した宗教都市
【新宗教】創価学会
【新宗教・新興宗教解説】「真如苑」ー伊藤真乗、友司夫妻の足跡と教団の歴史
ーーーレジュメーーー
「私が思う、五つの新宗教・新興宗教のメリット・デメリット」ーPL教団、天理教、サイエントロジー、創価学会、真如苑
==🟢1 PL教団==
・個人的には、もっとも母性本能をくすぐられる教団
・今年、紙媒体の教団関係の読み物はデジタル化したが、
内容があったかい。信徒を締めつける圧がなくて優しい
メリット1:一時の勢いは失われて、かえって落ち着いている
メリット2:世間からのアンチが、ほぼない
ただし、忘れられつつあるが
メリット3:ほぼ勧誘はない。脱退などでのトラブルも耳にしない
メリット4:今なお、PL学園の知名度はある
PL教団については若年層には知られていない感じ
デメリット:教団の趨勢は右肩下がり。高齢化
後継者争いが解決されていない
==🟢2 天理教==
メリット1:教団名が市の名前になっているという歴史化と安定
メリット2:天理市全体が、天理教テーマパーク
おぢばがえり が楽しそう
メリット3:小中高大揃っている。高校は偏差値高め
メリット4:昔は別にして、今は勧誘がないような印象
デメリット:特になし
ネットなどでカルト呼ばわりされても、
そういう人は、宗教=カルトの認識
気にする必要はなし
==🟢3 サイエントロジー==
・最近、解説動画をあげました。
メリット1:トム・クルーズと同じ宗教になれる
メリット2:ホームページ、建物や内装が、おしゃれな感じ
メリット3:教義が、心理学的、宗教哲学的で、理知的で現代的。
第8のダイナミクスという形で、絶対神もあり
デメリット1:海外では、カルト扱いしているところも
デメリット2:日本では支部が少ないので、
ご近所に教会ありとはなりにくい。
東京・大阪・愛知といった大都市に住んでないと
==🟢4 創価学会==
メリット1:信徒数も多く、各界に信徒が存在する
強いコネクションを得られる
芸能界なら、石原さとみさん、氷川きよしさん、
遠藤憲一さん、久本雅美さん、柴田理恵さん
デメリット:アンチ創価学会の方が多い
勧誘、脱退時のトラブルの噂が多い
* アンチの数は、その教団の持つ権力と勢いに比例する
==🟢5 真如苑==
メリット1:密教真言宗を在家で信仰できる数少ない教団
メリット2:真言宗醍醐寺と強い結びつき。伝統との繋がり
対照的:日蓮正宗と物別れとなった創価学会
デメリット:アンチの方が多め。
勧誘などで、トラブルの噂も多め
中立:趨勢拡大中。伝統的宗教含め、軒並み、右肩下がりの中
* ただし、「アンチの数は、その教団の持つ権力と勢いに比例する」
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