今回は、高島彩さんと北川悠仁さんとのご結婚で話題となった、かむながらのみちを取り上げました。二次資料が殆どなく、手探りながら教義や歴史をまとめてみました。レジュメは末尾にあります。
追記:北川慈敬氏、以前は禊教の信徒で、ゆずの北川悠仁さんの一件で離脱したという情報もありますが、整合性を確認する資料がなく、繊細な事柄でもあるため、今回はまるごと削って、創立以降の記述としました。なお、初代会長の北川和男氏は、元々は会社を経営されていたとして、会社概要などにも目を通しましたが、その他の調査が進んで以降、改訂版の動画に収録したいと考えています。
<関連動画>
【宗教学】新興宗教と新宗教の違い
<再生リスト>
「新宗教・新興宗教」
ーーーレジュメーーー
【新宗教・新興宗教解説】かむながらのみちー教祖は高島彩氏の姑、ゆずの北川悠仁氏の実母、北川慈敬氏
序
・成立年が新しいこともあり、二次資料が殆どない。
・公式HPなどの一次資料に当たるしかない。
1 基本データ
本部:神奈川県横浜市磯子区
立教年:1999年5月
教祖:北川慈敬(本名:北川敬子)
教団内での呼称:教主
初代会長:故・北川和光(和光))(和光心院、本名:北川和男)
(実質、二人の夫婦ツートップ体制だったか)
現会長:北川大成(北川悠仁の兄)
種別:真言宗系在家教団
HP記載の現・会長の言葉より
「私どもの法脈の祖であります真言宗醍醐派総本山醍醐寺」
(ちなみに真如苑の法脈も真言宗醍醐派)
宗教法人化:2007年5月
信徒数:2100人(2024年、宗教情報リサーチセンター)
教団公式HP:https://www.kannagara.or.jp/
2 名称について
・教団公式HPより
「「神ながらの道」とは一般に「神道」のことをいいますが、私たちの教団名は平仮名で「かむながらのみち」といいます。」
・発音は、かむながらの「む」を「む」と発音せず、「ん」とする。
→「かんながら」
2 教団の歴史
・教祖の北川慈敬と夫妻の生涯については詳細不明。
1999年5月5日、神奈川県横浜市磯子区岡村にて立教。
教団HP、現会長の言葉より
「当初から旧本部道場の神前仏前は会合のたびに参座者で満員、
襖や扉を外し、廊下や外に敷物をしいて皆様をお迎えしており
ました」
2003年、真言宗醍醐派金剛山成就院落慶
2004年、北海道道場設立
2007年、宗教法人認証
2008年、北川和男会長、逝去
2012年、納骨供養塔(南葉山霊園)建立
2013年、新第二道場設立
3 教義
・真言宗系の在家教団ではあるが、神道、仏教の法脈を基軸に。
「神仏和合」 ーーーー神道、仏教、在家、という3つの要素
・会章
*「丸・三角・四角」は大自然・生命の基本法則であり、この形象には宇宙全体、森羅万象全てが込められて」いるという。
「外枠の○と中央の点は、大宇宙とその中心。二つの□から成る八つの角は、八方、八民(世界人類)、御八神」
・「生きとし生けるもの、全ての命に、大調和をもたらす」
(公式PR動画より)
→生命の根源に繋がりつつ、個人と社会、自然の再生、完成を目指す。
・祈り、受容、超作
祈り:神仏との交流、喜び、感謝、希望
受容:喜びも悲しみも、どう受容するかが人生の鍵
人生 =人格、霊格向上のための学校
超作:人の作為を超えること、神業
自分本位ではダメ。
先祖と子孫の中間点、現世と来世の中間点が、自分
4 ゆずの北川悠仁さんと妻の高島彩さん
・「テレビ界の宗教タブーは「信仰している芸能人が多いから」」
2017年3月16日付HP「NEWSポストセブン」(女性セブン)より
「北川さんの妻の高島彩さん(38才)は姑である慈敬さんに嫁として認められようと結婚前、ふたりが式を挙げることとなった慈敬さんが所有する山梨県の身曾岐(みそぎ)神社を何度も訪れていました。1泊2日がかりの修行を高島さんのお母さんと一緒に受けてもいましたよ。それに同僚アナウンサーを連れて修行に訪れたこともありました」(神社関係者)
5 真言宗醍醐派との交流
<真言宗醍醐派公式サイトより>
「神奈川・金剛山成就院「かむながらのみち」青年部~醍醐寺参拝・研修 2018年05月24日」
「3/24(土)、神奈川・金剛山成就院(北川大成住職)「かむながらのみち」青年部91名が醍醐寺を参拝・研修した。到着後、グループワーク、仲田座主を大祇師(だぎし)に柴燈護摩(さいとうごま)、観音堂参拝、上醍醐登山の行程であった。」
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