2025年3月12日水曜日

【新宗教・新興宗教解説】大山ねずの命神示教会(おおやまねずのみことしんじきょうかい)ー小室圭氏の母が所属することで話題に

 


ーーーレジュメーーー


1 基本データ

名称:大山ねずの命神示教会

 「ねず」の漢字は、示偏に「一」がない「氏」をつくりとする。

創始者:供丸斎(ともまるさい)

    本名 稲飯定雄(いないさだお)、1906-88年

第二代後継者:供丸姫(ともまるひめ、本名:森日出子)、-2002年

現代表:神主教会長・代表役員 森眞一(供丸姫の実兄)

     (神奈川県脱酸素レポート事業者個票より)

    教主正使者 供丸光(ともまるこう、供丸姫の実弟)

     (上記、Wikiより、2019年時点)    

教主補佐 森教広(のりひろ)(公式HPより)

宗教法人化:1952年

本部:神奈川県横浜市南区宮元町4丁目82 番地

本部名称:神総本部(しんそうほんぶ)

支部:全国に偉光会館(ひかりのやかた)38ヶ所。

   海外:令和3年、北米事務所開設。

納骨施設:神奈川県湯河原町の偉光郷(ひかりのさと)他、13ヶ所。

信徒数:国内80万人(宗教情報リサーチセンター、2025年3月時)

    国外1000人


2 教祖・供丸斎、並びに後継者・供丸姫、教団の足跡

1906年、富山県中新川(なかにいかわ)郡に生まれる。

1919年、東京、赤坂の金山軍服店にて奉公。

1928年、独立して、千代田区九段にて、天屋軍服店を開業。

1946年、咽頭癌であると判明。行者に加持祈祷を依頼するも効果なし。

     夢枕にて女神より「大山ねずの命にすがれ」との啓示。

1948年、大山ねずの命が降り、ガンは完治し、神の使者とされる。

     喉に巻き付いていた薔薇の蔦のようなものが剥がれたという。

1952年、宗教法人大山ねずの命神示教会設立。

1967年、供丸姫、本教団に入信。

     彼女のプロフィール、入信の経緯については後述。

1975年、供丸姫、「副使者」に就任。

    ここで供丸姫の名を受ける。

1978年、供丸姫、監査役に就任。

1979年、大幹部教育部長に就任。

1985年、供丸姫、「使者」に就任。後継者とされる。

1986年、供丸姫、「直使」に就任。

1987年、供丸姫、神の化身、とされる。

1987年、神示教会の本部を供丸姫の生誕の地、横浜市南区宮元町に移転。

 神の降臨の聖地、「神総本部(しんそうほんぶ)」とする。

1988年、供丸斎、逝去。

 大山ねずの命の側近の神、代神供丸斎命(だいしんともまるさいのみこと)

 とされる。

2002年、供丸姫、逝去。


3 供丸姫

森金蔵・タヨの長女。

横浜市南区、地主の家系の裕福な家に生まれる。

1966年、元々病弱であったところ、高校卒業時に重病に。

家族が同教団に入信。病は快癒。

以降、供丸斎に師事。

1967年、神示を受ける。

1969年、森家に宮元分教所設立。支部長に就任。

     (以降は上述に同じで省略)


4 小室圭氏の母・小室佳代氏の所属する宗教

・小室圭さんの結婚問題の折、小室佳代氏が同教団の信徒とのことで話題に。

・教団の元・信徒の談によると…

 天皇家の神道は天照大神。教団によれば、「大山ねずの命」は

  それをも包括するような存在とのこと。→天皇家に対する意識に影響?


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