2024年11月25日月曜日

バルク書

『バルク書』 Book of Baruch


 バルクの黙示録中の書。第一神殿が破壊された後、捕囚とされたバビロニアの地からパレスティナに送られた書簡の形式を持つ。

 ユダヤ教とプロテスタント諸派では外典され、カトリックと正教会では正典として旧約聖書に含められている書。
タイトルはエレミヤの書記(『エレミヤ書』45:1)であったバルクを名乗る著者の名前に由来している。

 『知恵の書』や『シラ書』とも共通する知恵の賛美が見られる。律法が知恵とされている(4:1)。

 構成
序言(1:1-1:9)
エルサレムへの手紙(1:10-3:8)
知恵の賛美(3:9-4:4)
エルサレムへの励まし(4:5-5:9)

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