ヒエロニムス Hieronymus, 342頃-420年 英Jerome
初代ラテン教父。聖人(祝日:9月30日)。アクイレイア近くのストリドン出身。ラテン教会四大博士の一人。
ローマで学び、洗礼を受けた後、アンティオキアを経てシリアの砂漠で隠修士として過ごした。
382-85年、ローマで教皇ダマスス1世の秘書を務めた後、ベツレヘムで修道院を指導し、聖書翻訳に従事した。
教皇ダマスス1世の命により、従来のラテン語訳の改訂版の作成を進め、四福音書とヘブライ語聖書を手掛けた。最終的にウルガタが成立。トリエント公会議にて、カトリック唯一の公認ラテン語訳聖書として採用された。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。