2024年5月2日木曜日

アングリカンチャーチ(英国国教会)

アングリカン・チャーチ(英国国教会) Anglican Church, 1534-


 【要約】

ヘンリー8世の離婚問題に対するローマ教皇クレメンス7世の批判を契機に、ウィクリフ以来の宗教改革的な運動を背景としてカトリックからの離脱運動が加速。エドワード6世を経て、エリザベス1世と大主教パーカーのもとに成立。


 【本文】

 英国国王ヘンリー8世の離婚問題、および侍女であったアン・ブーリンとの結婚に関し、ローマ教皇クレメンス7世が批判したことを契機となり、ヘンリー8世はカトリック支配からの離脱を企図するようになった。この背景には、ジョン・ウィクリフ以来のイギリスにおける宗教改革的な運動が背景にある。

 エドワード6世と大主教クランマーにより第1祈祷書(1549)、第2祈祷書(1552)、信仰大綱『四十二個条』が起草され、その後に揺り戻しはあったものの、エリザベス1世と大主教パーカーのもとに「祈祷書」「三十九信仰個条」が制定されることで、公式に英国国教会が成立した(1534年)。


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