2024年5月9日木曜日

アウクスブルク宗教和議

アウクスブルク宗教和議 1555年


 ドイツ南東部バイエルン州の都市アウクスブルクで開催され、神聖ローマ帝国の帝国議会にて締結された、カトリック(旧教)とルター派(新教)との間で締結された宗教的和解。


 カトリック側の神聖ローマ皇帝カール5世は、ドイツでのルター派による宗教改革運動に対して弾圧を加えていたが、弟のフェルディナントがカール5世から全権を委任されて開催した帝国議会にて、ルター派にもカトリックと同等の権利を認めることが決められた。


 ルター派教会も教会として承認され、諸侯には旧教または新教の自由選択権が認められた一方、旧教領内の諸侯が新教に改宗した場合は、旧教諸侯が後継者となる保留権も承認されるという不利な条件が課せられた。


 こうした歪みは、後の三十年戦争の原因の一つとなった。

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