ディサイプル派(ディサイプルス、キャンベル派) Disciples of Christ
【要約】
19世紀初期アメリカの信仰覚醒運動時代、スコットランド系アイルランド人の長老派教会牧師トマス・キャンベルが、息子のアレクサンダーと、アメリカ長老派教会を離脱したバートン・ストーンと共に創設した教派。
【本文】
19世紀初期のアメリカにおける信仰覚醒運動時代、スコットランド系アイルランド人の長老派教会牧師トマス・キャンベルが、自国の教団がそれ以外のキリスト教徒の陪餐を禁止したことを契機として、息子のアレクサンダー・キャンベル(1788-1866)と、アメリカ長老派教会を離脱したバートン・ストーン(1772-1844)と共に創設した教派。聖書そのもへの回帰を志向し、信条や幼児洗礼の否定、浸礼重視の立場を採る。
同派は、20世紀初頭に自由主義神学論争によって、柔軟なディサイプル派から厳格なチャーチ・オブ・クライストが分裂し、さらに保守的なクリスチャン・チャーチが袂を分かつことになった。非教派的フェローシップ(Undenominational Fellowship)も存在する。
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