エックハルト Meister Johannes Eckhart, 1260頃-1328頃
14世紀のドイツ神秘主義を代表する人物。ドミニコ会士。
ドミニコ会ザクセン管区長を経て、ストラスブール、ケルンで教授を務めた。「魂の火花」と呼ばれる神との神秘的合一を主張。
名説教家として定評があったが、1329年に著作中の28ヶ所が異端的であると有罪認定。
ドミニコ会の伝統的なアリストテレス理解を持つ一方で、プロティノスやモーゼス・マイモニデスからの影響も色濃い。
ドイツ語で執筆したことにより、後のドイツ語に影響をもたらした。
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