エコランパディウス Johannes Oecolampadius, 1482‐1531
要約
1482‐1531年。ドイツの人文主義者で、ドイツ名はHüssgen。スイスのバーゼルで活動した宗教改革者。エラスムスらと交友関係を持ち、新約聖書ギリシア語原典の出版に協力。ツヴィングリの盟友。彼の教会論は、カルヴァンや改革派の教会形成に影響を与えた。
本文
ドイツの人文主義者で、ドイツ名はHüssgen。スイスのバーゼルで活動した宗教改革者。改革派教会牧師。
ハイデルベルク大学にて学ぶ。当初、人文主義の学者であり、エラスムスやロイヒリンと交友関係を持っていた。エラスムスの新約聖書ギリシア語原典の出版(1515年)に協力した。
1518年、アウクスブルク大聖堂の説教司祭に就任し、この時期にルターの活動から影響を受け、修道院を脱出し、宗教改革運動に加わった。
1520年、バーゼルに移る。1522年より、ツヴィングリの盟友として活動。
1523年、バーゼル大学の教授に就任、聖書と神学を教える。
1527年、バーゼル大聖堂の牧師に就任。
1531年、ツヴィングリの戦死の知らせを聞いた翌月に死去した。
神学的な著作は少ないものの、穏健かつ組織的なその思想は、カルヴァンにも継承された。
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