2024年1月24日水曜日

会衆派(会衆主義)

会衆派(会衆主義) Congregational Church

【要約】

「組合教会」とも。各個教会の独立性を主張し、各個教会の会衆による自治を教会運営の基本とするプロテスタントの教派。16世紀イギリスのロバート・ブラウンらによる「分離派」に源流を持つが、ピューリタンら移民後の米国で興隆。


本文

 「組合教会」とも呼ばれる。上位組織から支配を受けることのない、各個教会の独立性を主張し、各個教会の会衆による自治を教会運営の基本とするプロテスタントの教派。


 元々は、16世紀イギリスにおけるロバート・ブラウンらによる「分離派」「ブラウン派」に源流を持つが、ピューリタン、ピルグリム・ファーザーズらの移民以降のアメリカ、特にニューイングランドを中心に興隆した。そのため、アメリカ建国の精神や、国家制度の影響も大きい(ピューリタン神権政治)。ハーバード、イェール、アマーストなどの大学が創立された。


 カルヴィニズム的な神学、ピューリタニズム的精神を特徴としていたが、会衆主義という民主的制度の影響により、自由主義的な進学へと傾倒していった。


 1810年に海外宣教組織であるアメリカン・ボードが設立され、日本、中国、インドに宣教師が派遣された。日本では、同志社の創立者である新島襄を支援したことで知られる。


 日本における会衆主義の学校として、同志社、神戸女学院、大阪女学院、梅花学園などが挙げられる。


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