第1ニカイア公会議 325年、原ニカイア信条 325年
【要約】
第1ニカイア公会議 原ニカイア信条
325年ニカイアにて開催されたキリスト教会初の公会議。ローマ皇帝コンスタンティヌス1世により招集。アレイオス派の従属的キリスト論を退け、父と子の同質性、子の非被造物性を盛り込んだ原ニカイア信条を採択。
本文
小アジア、トルコ西部に位置するビテュニアの古代都市ニカイアにて、325年に開催されたキリスト教会の歴史上最初の公会議。ローマ皇帝コンスタンティヌス1世により招集された。
アレイオス派の従属的キリスト論を退け、父と子の同質性等を盛り込んだ原ニカイア信条が採択された。アレイオス派の追放が決議された。
ローマ皇帝による召集であったため、後代、皇帝権力の教会権力への介入という問題を招来した。
関連事項
第2ニカイア公会議(787年)
原ニカイア信条 325年
ローマ皇帝コンスタンティヌス1世招集による公認後最初の公会議である第一ニカイア公会議(325年)で採択された信条。アレイオス派の御子・従属説を退けて、御子と御父との同質性(ホモウシオス)、非被造物性と「永遠の昔」からの存在が承認された。
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